非AIレンズを愉しむ ~雑多なものを切り取る
近所に住んでるこまめな爺さん家の納屋。
ここの爺さんは正直好きではない。 (笑)
雑多なものが多く積み上げ、並べられているが
いつも整理整頓が行き届いている。
鉄、木、紙、ビニル いろんなものがある。
どれも古めかしい。
目の前を毎日通るので
通りすがりに手持ちのいろんなレンズを向けては
描写の違いを確かめる(味わう?)被写体に
勝手に使わせてもらっている。
ここだけでもその日の天候(≒光の量)や自分の立ち位置、
持ってるカメラ&レンズによっていろんな切り取りができる。
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NIIKOR-S・C Auto 1:1.4 f=50mm というレンズについて調べてみると
ニッコール千夜一夜物語 第四十四夜に NIIKOR-S Auto 1:1.4 f=50mm が
取り上げられていた。
C 付は1972年から発売された多層コートVer.(改良版)のようで、
↑↑ 私と同世代だ。
基本的には'60年代のレンズみたい。
今でこそ標準レンズの定番は ”5014” だけど
その昔は設計難しかったんだなー と。
Leica でもM2の時代にマッチした第一世代と呼ばれるSummilux 50mmを
買い足そうと思ってた時期があったのだけれど
そんなこと考えてた2012年頃、お世話になってた大阪のお店で
11~12万円くらいだった。当時、頑張って求めておけばよかった。
自分にはSummicronだで十分、と思い込んでいた。
この思いは今も変わらないけれど。
後悔先に立たず。